清澄白河


清澄白河

不動産鑑定士からのひとこと

石川 勝

石川 勝

不動産鑑定士/マンションマイスター

最近、いろんな雑誌の特集エリアでも見かけるようになった「清澄白河」。

ここ数年、マンションの専門家同士で「気になるエリア」を会話すると、4番手・5番手ぐらいに出るようになりました。まさにプロも注目する「穴場」として、今後さらなるブレイクを待っているような予感がします。

 

もともと従前の倉庫や事業所の大きな画地がマンション用地として供給されることが多いエリアでしたが、近年はアートやコーヒーの街として注目され、観光客も多く活気が出ていることや、古くからの下町風情と新しさがちょうどよいバランスで融合され「居心地のよい」のが人気の理由のようです。

 

「清澄白河駅」が出来たのは意外と新しく、2000年に都営大江戸線の「清澄白河駅」が作られ、2003年には東京メトロ半蔵門線が連絡するようになりました。

街中は深川など水路が走り、江戸時代初期から川沿いには物資を貯蔵する蔵が建ち並び江戸の物流の拠点でした。

その後も昭和に入り企業の物流施設や事業所が多く作られ、これらの跡地がマンションとして生まれ変わっています。この水路が心地よい風の流れにもなり、過ごしやすい環境になっています。

 

駅前エリアのランドマークになるのが、まずは「清澄庭園」。

元禄時代に紀伊國屋文左衛門の屋敷跡の素晴らしい日本庭園です。庭園は有料ですが、隣接する「清澄公園」は無料で開放されています。

そして東側に行くと、もう一つのランドマークとして「木場公園」と1995年にそこに併設された「東京都現代美術館」があります。

この「東京都現代美術館」の設立を機に、周辺に倉庫をリノベーションしたギャラリーが増え、商店街もそれに合わせて雑貨やカフェが立ち並ぶスポットとして進化し、街ぐるみでアートの街として注目されるようになります。

最近ではアメリカから「ブルーボトル コーヒー」の日本1号店が出来てサードウェーブ系のカフェの街として、流行に敏感な人たちの琴線に触れるエリアとして各種メディアで取り上げられています。

 

気になるマンションとしては、エリアの特性上、敷地規模が大きく、建物もボリュームのあって見栄えが良く目に留まるマンションが多いです。築年が新しい目から紹介すると、20階建132戸の「プラウドタワー清澄白河」(2016年)、20階建370戸の「パークハウス清澄白河リバーサイド」(2005年)、計7棟675戸から構成される「プラザ元加賀谷」(1984年、1985年)などがあります。

 

話題性のあったマンションとしては、「イーストコモンズ清澄白河」。「フロントタワー」(2005年)と「セントラルタワー」(2006年)「サウスフラッツ」(2005年)があります。

清州橋通りと三ツ目通りが交わる白河三丁目交差点に建っていた「同潤会清砂通アパート」を含むエリアの建替事業として建設されたタワーマンションです。

このアパートはもともと昭和4年築の、16棟、663戸と各地にある同潤会アパートの中でも最大規模を誇ったアパートで、老朽化のために再開発事業として建て替えが行われました。

フロントタワー」は高層棟と低層棟からなり、地域のシンボルとして親しまれてきた同潤会同アパートの、筒形の階段室上部に屋上パーゴラが載る独特の景観は、低層棟ファサードに引き継がれ、同潤会アパートの人々が集った中庭はオーナーズガーデンとして引き継がれています。

セントラルタワー」はタワーマンションの中に、民間分譲とUR都市機構の賃貸マンションが共存しているという珍しい形態です。

 

古くてヴィンテージ系のマンションがお好きな方なら、2つの秀和レジデンスがあります。「秀和深川森下町レジデンス」(1974年)は小名木川を望むレバーサイドに立地する総戸数150戸を超えるマンション。「秀和清澄レジデンス」(1973年)は住戸によっては清澄公園を見渡せる眺望の総戸数100戸を超えるこちらもリバーサイドのマンションです。

 

さて、テイクアウトのコーヒー片手に、水と緑に囲まれたこのエリアを散歩しながら、気になるマンションを探してみましょう。

 
(最終更新日:2019年10月25日)

清澄白河駅徒歩15分にあるもの

駐輪場 4カ所、859台
交通機関 電車:東京メトロ半蔵門線、都営大江戸線
バス:都営バス(葛西駅前、秋葉原駅前、豊海水産埠頭、亀戸駅前、森下駅前、日本科学未来館)
医療 総合病院 0件、クリニック 7件、歯科 12件、内科 2件、整形外科 小児科 1件 他
教育 小学校:8か所、中学校:13か所、高校:7か所、大学:0か所、予備校:5か所
公共施設 江東区立図書館
観光 松尾芭蕉史跡展望庭園、高橋のらくろード
コンビニ ファミリーマート・セブンイレブン 8件、ローソン 6件、サンクス 2件、ローソンストア100 1件 他
ショッピング アブアブ・赤札堂清澄店、酒屋 6件、AEON、マルエツ、 くすりの福太郎 6件、どらっくぱぱす 2件 他
シルバー施設 特別養護老人ホーム 2件、有料老人ホーム 2件、高齢者住宅 0件
カフェ・喫茶店 ブルーボトルコーヒー、アライズコーヒーロースターズ、フカダソウカフェ、ヒキダシ 他 約80件
美容院・ヘアサロン 約20件
その他 動物病院・獣医 8件、トリミングサロン 7件、ペットショップ 2件
ホテル:コンフォートホテル東京清澄白河フレックスステイイン清澄白河ホテルサン・モリシタ 他 22件

清澄白河エリアの注目施設

東京都現代美術館

東京都現代美術館
現代美術の振興と芸術文化の基盤の充実を目的とし、1995年に開館した美術館。約5200点の収蔵作品を活かし、国内外の美術史を伝えるコレクション展示や大規模な国際展などの企画展示を行なっていて、そのジャンルは絵画、彫刻、ファッション、建築、デザインなど多岐にわたります。約100000冊もの美術関連の蔵書を持ち、美術に関する情報提供やワークショップも開催しています。
東京都江東区三好4丁目1−1
http://www.mot-art-museum.jp/

清澄庭園

清澄庭園
都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河」駅から徒歩3分。泉水、築山、枯山水で構成された情緒あふれる「回遊式林泉庭園」です。3つの中島を配した泉水を要とし、池の端を渡って歩ける飛び石、数寄屋造りの涼亭、芭蕉の句碑など、いろいろな角度から楽しめるしかけが満載。入園料は120円(一般)、年間パスポートも600円(一般)とお手頃なので、ふらりと散策に訪れてみては?
東京都 江東区清澄3丁目
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html

深川江戸資料館

深川江戸資料館
江戸時代に関する資料などを展示・収集し、保存する施設です。江戸時代末(天保年間)の深川佐賀町の町並みが実物大で再現されていて、音響と照明効果で朝から晩までの情景の移り変わりを楽しむことができます。また、当時のお店や長屋に実際に上がり、生活用具に触れられる体感型展示や、落語や狂言、イベントなどを行う小劇場やレクホールも備えています。
東京都 江東区白河1丁目3−28
https://www.kcf.or.jp/fukagawa/

深川図書館

深川図書館
清澄庭園に隣接する、緑に囲まれたモダンな佇まいの深川図書館は、明治42年に東京市立図書館として設立されました。喧騒を離れた静かな雰囲気は、明治時代にタイムスリップしたかのよう。館内には、らせん状に続く立派な吹き抜けの階段があり、美しいステンドグラスが埋め込まれています。蔵書を求めて訪れるだけでなく、こうした建築美や静謐な空間を楽しみに訪れてみるのもおすすめです。
東京都江東区清澄3丁目3−39
https://www.koto-lib.tokyo.jp/023_lib_fuka.html

霊巌寺

霊巌寺
陸奥国白河藩松平定信の墓所がある霊巌寺は、1624年(寛永元年)に草創されました。元は日本橋の近くにありましたが、明暦の大火によって現在の地に移転。数多くの寺社が存在する清澄白河の中でも、とりわけ歴史的に由緒ある名刹のひとつです。江戸六地蔵がよく知られていて、境内にはひと際大きな銅造地蔵菩薩坐像が鎮座。ひと目見ようと訪れる人も多くいます。
東京都江東区白河1丁目3−32
https://koto-kanko.jp/theme/detail_spot.php?id=S00070

清澄白河のマンション一覧

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マンション名
所在地

価格
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